ピコキシストロビン
ピコキシストロビン、テクニカル、テック、97% TC、98% TC、農薬 & 殺菌剤
仕様
| 一般名 | ピコキシストロビン |
| IUPAC名 | (E)-3-メトキシ-2-[2-(6-トリフルオロメチル-2-ピリジルオキシメチル)フェニル]アクリル酸メチル |
| 化学名 | (E)-(a)-(メトキシメチレン)-2-[[[6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジニル]オキシ]メチル]ベンゼン酢酸メチル |
| CAS番号 | 117428-22-5 |
| 分子式 | C18H16F3NO4 |
| 分子量 | 367.32 |
| 分子構造 |  |
| 仕様 | ピコキシストロビン、97% TC、98% TC |
| 形 | 純粋な製品は無色の粉末で、テクニカルはクリーミーな色の固体です。 |
| 融点 | 75℃ |
| 密度 | 1.4 (20℃) |
| 溶解性 | 水に難溶。水への溶解度は0.128g/L(20℃)です。N-オクタノール、ヘキサンにわずかに溶ける。トルエン、アセトン、酢酸エチル、ジクロロメタン、アセトニトリルなどに易溶。 |
製品説明
ピコキシストロビンは、植物病害の防除に広く使用されている主要なストロビルリン殺菌剤です。
●生化学：
ピコキシストロビンは、シトクロム b および c1 の Qo センターでの電子伝達を阻害することにより、ミトコンドリアの呼吸を阻害することができます。
●作用機序:
浸透性（アクロペタル）および経層流、葉ワックス中の拡散、空気中の分子再分配などの独自の分配特性を備えた予防および治癒殺菌剤。
薬剤が細菌細胞に入った後、シトクロム b とシトクロム c1 の間の電子伝達を遮断し、それによってミトコンドリアの呼吸を阻害し、細菌のエネルギー合成を破壊します。次に、エネルギー供給の不足により、胚胞子の発芽、菌糸の成長、および胞子の形成がすべて阻害されます。
●用途:
Mycosphaerella graminicola、Phaeosphaeria nodorum、Puccinia recondita (褐色さび病)、Helminthosporium tritici-repentis (黄褐色斑点)、Blumeria graminis f.sp.コムギの tritici (ストロビルリン感受性うどんこ病);Helminthosporium teres (ネットブロッチ)、Rhynchosporium secalis、Puccinia hordei (ブラウンサビ)、Erysiphe graminis f.sp.オオムギの hordei (ストロビルリン感受性うどんこ病);プッチニア・コロナタとヘルミントスポリウム・アベネ、オーツ麦;ライ麦のプッチニア・レコンディタ、リンコスポリウム・セカリス。適用は通常 250 g/ha です。
ピコキシストロビンは、小麦葉枯病、葉さび病、黄斑病、褐斑病、うどんこ病などの予防と治療など、主に穀物と果物の病気の治療に使用されます。オオムギとリンゴの病気の予防と制御において、アゾキシストロビンや他の薬剤を使用してもあまり効果のない病気に特別な効果があります。穀物をピコキシストロビンで処理した後、高収量で良質の大きくてふっくらした穀物が得られます。
●毒性：
低毒性
●25KG/ドラムのパッキング
